2009年01月16日
今回は円筒研磨機の改善を紹介します。
まず、写真の説明から…。
この写真は、円筒研磨機の横にある潤滑装置です。
この潤滑装置には、タイマーが取り付けられており、約15分間隔でスライド面に
潤滑油を供給し、滑らかに機械が作動するようにします。
しかし、このなくてはならない潤滑装置が、今回改善をすることとなった
困った(≧_≦;)イタズラをします。どんなイタズラをするかと言いますと、
約15分間の沈黙を破り、潤滑装置が作動すると、
{{{{(+ω+)}}}}ビィィッ~~~~~~
と音がするのですが、その音が問題ではなく、
潤滑油がスライド面に流れこんだことにより、スライド面が勝手に動き出し、
製品精度に狂いが生じてしまうのです。
ワークから、砥石が離れていくのならまだしも、
ワークの方に向かって砥石がスライドするため厄介なのです。
最後の最後で、10μや5μ(1mmの1/100や5/1000)の寸法公差を仕上げている時に
{{{{(+ω+)}}}}ビィィッ~~~~~~
となって、潤滑装置が作動すると、あっという間に「はい!不良!!」となってしまうのです。そこで、この機械の「悪いクセ」を改善することになったのですが…
どのように改善したかは、また次の記事で紹介します。
円筒研磨 改善2 へつづく
カテゴリ 改善 をはじめから読む方はこちらから ⇒ GO!
ブログ管理者
WEB研究会
▽知立機工のご紹介
金属加工・機械加工・旋盤・マシニング・プレス・フライス・溶接・ダイカスト 困った時は知立機工にお任せください!