2008年09月22日
我が社の所在地は愛知県「豊田市」です。お隣には「知立市」があります。
所在地が「豊田市」にもかかわらず、なぜか「知立機工株式会社」。
決して住所を間違えたわけではなく、元々の所在地は「知立市」だったのです。
平成8年に本社(知立市)と刈谷工場とを統合し、「豊田市」に移転してきたのです。お客さまに、せっかく覚えてもらった社名を、特に変更する理由もなく、
「豊田市」の「知立機工株式会社」となったのです。会社概要はこちらから
お客様や協力会社様にも「何で???」と聞かれることが多いので、本日の記事とさせていただきました。
K・T
2008年09月12日
我が社には、「社内報委員」なる活動があります。その活動内容等は、またいつか紹介することにして、その社内報「知立機工時報 2008/8」号(写真)に、
「創立30周年を迎えて」という社長のコメントが記事と
なっていましたので、そちらを紹介させていただきます。
K・T
創立30周年を迎えて
我が社も法人組織として、30周年を迎えることができました。個人時代を含めると36年になります。これも社員の皆さん、皆さんのご家族、協力会社さん、お得意様、また、訳あって去っていかれたいろんな方の、お陰と深い感謝の念に堪えません。
振り返ってみるに、30年は長いといえば長かったし、短かったといえば、あっという間に過ぎ去ったようで、大変不思議な気持ちです。
企業の平均寿命30年説もある中、「よく頑張ったなぁ」というのが実感です。この間、オイルショックあり、為替自由化で1ドル360円時代の終焉、バブル崩壊、ITバブル崩壊、金融機関の貸し渋り貸し剥がしがあり、そしてグローバルスタンダードなる名の下、発展途上国(特に中国)による安価なコスト競争の波に巻き込まれ、空洞化の波にさらされている現在があります。
この間も「もうこれまでか」と思ったことも、2度3度。中でも最大の危機は、バブル崩壊後に銀行から「もうこれ以上融資はできません」と死の宣告をされた時でした。その頃、たまたま読んでいた本に「過去をくよくよ考えない」「どうなるか分からない未来のことも考えない」「はっきり分かる未来は考えよ」「それよりもなによりも、今、目の前のことを必死でやる事」みたいなことが書かれていました。目からうろこで、そこからは迷いが吹っ切れ、やるべきことを淡々とやることから、活路を見出したような気がします。
古典語に、「知足」「足るを知る」という言葉があります。人間は「足りないものはすぐに気づく」が「恵まれているものは当たり前になる」と言われています。会社もそうかもしれません。順調な時は何も言わず調子に乗っていて、一たび危機がくると「政治が悪い」「国が悪い」「景気が悪い」と騒ぎます。心してかからねばと戒めています。
会社は永続発展してこそ存在価値があると思います。「調子がいいからといって驕らず」「悪いといって騒がず」です。つまり金欲、物欲に惑わされず、「地道にコツコツ」とやっていくことと心得ます。30周年は永続発展という道中の、通過点に過ぎません。これを機に心新たに、社員の人間的成長と幸せ、会社の永続発展と社会貢献を忘れない会社経営に努力を重ねたいと思います。勿論社員の皆さんの力を借りなければ成り立たないのが大前提であることは、いうまでもありません。
最後になりますが、今人間も、国家も、経済も何かが少しおかしい方向へ向かっているように見受けられるのは、私だけでしょうか?もしそうであっても、私たちにできることを「コツコツ」やる。元気よく、明るく、前向きに働き、そんな社会に振り回されずに、力強く生きていこうではないですか。
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